10の約束
私たちは、10の約束を行動基準として活動を続けていきます。
*しないこと 「現在の欲望だけを考える」
ネイティブアメリカンは大切なことを決めるとき「7代先の子孫が幸せになるか」を考えるそう。私たちも目先の欲望だけではなく(それを否定するわけではないけれど)、100年後を生きる人々への貢献になるかどうかを考えます。
*しないこと 「今のシステムを維持/加速させる」
「人・社会の成熟」とは、インテグラル理論でいう「後慣習的段階」。たとえ小さなものだとしても、現在の加速的な量的成長を追求するあり方を超えて含む「オルタナティブ」へとつながる取り組みを積み重ねていきます。
*しないこと 「大量生産、大量消費、大量廃棄」
「たくさん売ること」は、本当に善なのでしょうか? 私たちは、経済活動だけではない、より大きな自然の「循環」を視野に入れ、本質を捉えた必要最小限の取り組みで最大の効果を得られるような活動を目指します。
*しないこと 「”答え”の押しつけ」
私たちが提案するものは「仮説」であって「答え」ではありません。それを入り口として、自分なりのやり方を見出す「問い」として活用いただくための材料を提供していきます。「押しつけ」や「決めつけ」も行いません。
*しないこと 「クリエイターはコスト」
私たちの生活は、たくさんの生産者(クリエイター)によって成り立っています。生産者は、それぞれが大切なパートナー。コスト削減の対象としてみなすのではなく、ともに成長し、ビジョンを叶えられる関係性を築きます。
*しないこと 「売って終わり、つくって終わり」
私たちは暮らしの道具を売ったり、本をつくったりします。でも「売ること」「つくること」が目的ではありません。それらは「変化」を起こすための手段。手段に囚われることなく、変化を生み出す行動に取り組んでいきます。
*しないこと 「お客さんを消費者にする」
今の経済システムの欠陥の一つが「お客さん」を単なる「消費者」にしてしまうこと。私たちにとってお客さんは、ともに未来をつくりあげる「仲間」です。仲間だからこそオープンかつフラットな関係性を築いていきます。
*しないこと 「コンテンツやノウハウを独占する」
ノウハウを独占するつもりはありません。私たちの提案するすべてのコンテンツについて、転載・引用を歓迎します(ただし国内法は遵守してください)。「参考にしたい」「教えてほしい」ことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
*しないこと 「提案は、絵空事」
私たちは、自分たちが身をもって体験・体感した商品・サービスを提案していきます。また、ここに掲げたPhilosophyも自ら体現していきます。概念ではなく、地に足のついた体験・体感の伴う「実験」を積み重ねて、商品・サービスをご提案していきます。
*しないこと 「組織を維持するために、事業を続ける」
組織はVisionやMissionを達成するために存在するもの。だから、達成したとき、もしくは達成するだけの情熱を失ったとき、別の情熱を見つけたとき、この組織は解散します。